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sungrove

2021.01.21 |スケールについて

マイナースケールについて

本日も、オンラインレッスン。

Yさんは、「太陽がいっぱい」を練習中。

映画の曲ですね。私はその映画を観たことが無く、少しだけあらすじを知っているだけなので、

Yさんに、ラストがどうなるかを教えて頂きました。うーん、、、やっぱりこの音楽がピッタリですね!

 

「太陽がいっぱい」はマイナーキー(短調)の曲です。途中メジャーキー(長調)になっている部分もありますが。それがまた、この映画にしっくりハマるのでしょうか~

 

では、本日は、マイナースケールについて説明します。

「ラ」の音からスタートして考えます。

ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ

弾いてみると、なんか暗い感じです。これが、マイナースケール、つまりマイナーの音の階段です。

その階段の形をよく見てみましょう。

 「ラ」と「シ」の間は黒鍵があるので、音程(音と音の距離)は全音。「シ」と「ド」の間は黒鍵が無いので、音程は半音。

マイナースケールの階段は、こんな形です。↓



これが、Aマイナースケール(二短調)です。音程の並びは、

全、半、全、全、半、全、全。

では、「シ」の音からスタートしたら、どうなるのでしょうか。



シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ。

全音と半音の並びが違うので、Aマイナーと響きが違いますね。

 

そこで、「ド」の音を「ド♯」にします。



すると、「シ」と「ド♯」の音程は全音。

「ド♯」と「レ」の音程は半音。

・・・・・「ミ」と「ファ」の音程も半音なので、「ファ♯」にして全音。

こうすると、シ、ド♯、レ、ミ、ファ♯、ソ、ラ、シ

音程の並びは、全、半、全、全、半、全、全。

Aマイナースケールと同じ階段の形になりました。

 

「ド」スタート、「レ」スタートも、同じようにやっていくと、

マイナースケールはこのようになります。↓



実は、マイナースケールは3種類あります。

①ナチュラルマイナースケール(自然短音階)

②ハーモニックマイナースケール(和声短音階)

③メロディックマイナースケール(旋律短音階)

 
本日の説明は、①ナチュラルマイナースケールです。

②ハーモニックマイナースケール、③メロディックマイナースケール については、

また次の機会に。

 
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