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2024.03.13 |ピアノ初心者の方へ
憧れの曲を弾けるようになりたくて、 ピアノを始めて、 右手はすぐに弾けるようになるけど。 右手と同時に弾けない。 練習しても、なかなか 左手の譜面になれなくて弾けない。 そんな方も すぐに両手で弾けるようになる方法をお伝えします。
ピアノの左手をなかなか弾けるようにならない理由の1つとして 譜面が読みにくいことが上げられると思います。 そうです。 ピアノの楽譜は、 右手と左手で、「ド」の位置が違うので 例えば、5線の一番下に音符♪があれば、 右手は「ミ」、左手は「ソ」です。 訳が分かりませんよね。 子供のピアノレッスンの場合、 右手の譜面も左手の譜面も 少しずつ覚えて、少しずつ弾けるようになればいいいですが。 大人にそんな暇はありません(笑) 好きな曲のメロディーを覚えているので、 右手はすぐに慣れて弾けるようになるのです。 仕事、育児、家事、遊びもしながら、 早く左手と一緒に弾けるようになりたいのです。
ピアノ左手は、譜面を読まなくても弾けます。 右手メロディーの譜面の上に書いてある アルファベットを見れば弾けます。 馴染みのある ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド。。。 これ、実はイタリア語の音の読み方なのです。 ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド。。。 英語の音名は C(=ド)・D(=レ)・E(=ミ)・F(=ファ)・G(=ソ)・A(=ラ)・B(=シ)・C(=ド)。。。 なのです。 まずは、これを理解して頂ければ、 もうすぐ、左手が弾けます。
英語の音名を覚えて頂いたら、 次はコードネームです。 音の上に、2つ、もしくは3つ重ねると 和音ができます。 それをコードネームと呼びます。 今回は、key C(ハ長調)の時の、 英語音名の上に、 2つ音を重ねた場合のコードネームを紹介します。
例えば、こんな譜面があったら 右手は、 「ミミファソソファミレドドレミミ~レレ~」 そう、べートーベンの交響曲第9章。 毎年年末に歌うイベントもあるし、 誰もがご存知だと思います。 右手は弾けるようになりました。 さあ、左手はどうするかというと。。。 最初は「C」と書いてあります。 「C」=「ド」なので、 左手1本指(どの指でも構いません)で ド~~~~と弾きます。 次、右手が「ソ~ファ~ミ~レ~」のところは 上に「G」と書いてあります。 「G」=「ソ」なので、 左手1本指で ソ~~~~と弾きます。 また次「ド~ド~レ~ミ~」のところは 上に「C」と書いてあります。 ド~~~~ 左手は、 アルファベットを読むだけで、 右手と左手の素敵なハーモニーを弾いて実感できるのです。
左手のコードネームに慣れてきたら、 和音に挑戦してみましょう。 先ほどもお伝えしたように、 音の上に2つ重ねたコード(和音)を弾いてみましょう。 え!?和音!? と恐れる必要は一切ありません!! 左手は、 1の指(親指)、3の指(中指)、5の指(小指) を使って 「C」の時は ド・ミ・ソ を一度におさえて弾きます。 次の「G」は 左手の形はそのまま!! ずずず~っと、5の指(小指)が「ソ」の位置にくる所まで動かします。 手の形は変えていないので、 5の指(小指)は「ソ」 3の指(中指)は「シ」 1の指(親指)は「レ」 の場所になっていると思います。そのまま ソ・シ・レ を一度におさえて弾けば 「G」の和音(コード)です。 同じように、 「F」の時は、 左手の形はそのままで、 5の指を「ファ」に移動させて ファ・ラ・ド 「Dm」の時も、 そのまま5の指を「レ」に移動させて レ・ファ・ラ 簡単にコードが弾けましたね! ※この方法は、keyC(ハ長調)の曲の場合に限ります
keyC(ハ長調)の音階にできるコード
7種類ありますが、まずは、 その中の「C」「F」「G」の3つを覚えるだけで、 たくさんの曲が弾けます
あし~た~が ある~さ あすがある~ 口ずさむだけでも、元気になってきそうですね。 この曲は C・C・F・C。。。 たまにGが出てきます。 左手も明るく表現できるといいですね。
う~さ~ぎ~お~いし~ か~の~や~ま~ 是非、ふるさとの事を思いだしながら弾いてみて下さい。 左手は、CかFかGか、だけを見て、 それを1本指か、和音で弾くだけです。 左手を読むことに、気を取られないので、 より、表現力の幅が、広がると思います。
き~よ~し~ こ~のよ~る~ 是非、クリスマスパーティーの時に、 弾いてお披露目して下さい。
もともとクラシックには、コードという概念がありませんが、 分析すると、必ず何かのコードに当てはまります。 最近は、コードネームも書いてあるクラシックの譜面もあります。 この曲、もちろん、 左手は、コードネームだけ見て弾いて下さい。
コードネーム慣れて、左手をすぐ弾けるようになったけど、 いざ、両手で合わせて弾こうとすると、なかなか難しい。 そういうときはまず、 片手ずつ練習しましょう。 右手だけの練習、左手だけの練習。 その時に、意識してほしいのは、拍子感です。 音楽は、4分の4拍子なら、 1・2・3・4、1・2・3・4。。。。 4分の3拍子なら 1・2・3、1・2・3。。。。 というノリで流れます。 右手と左手は違う動きをしますが、 拍子(ノリ)は共通なのです。 その拍子感を意識しながら、 右手だけを練習し、 左手だけを練習していると、 「左手は、ここで、こんな動きをするんだ~」とか、 新たな魅力に気が付くかもしれません。
片手ずつ、拍子感も意識して練習したけど、 やっぱりまだ両手で弾けない。 どんな具合で弾けないか、状況にもよりますが、 一つオススメしたいのは、 左手を弾きながら、 右手は弾かずに、メロディーを口ずさんで歌う、という方法です。 歌う音は音痴になっててもいいし、 きれいな声で歌い上げなくてもよいです。 鍵盤を意識しなくてよいので、 左手に対しての、右手の音やタイミングを掴みやすくなります。 そうやって、タイミングを掴んだら、 両手で弾いてみて下さい。 ゆっくりで構いません。 ゆっくり正確に弾くことからスタートして下さい。 ゆっくり正確に弾けるようになってから、 徐々にテンポを上げていきます。
ピアノ左手を簡単に弾く方法、 理解して頂けましたでしょうか。 3つのコードだけで弾ける曲はたくさんあります。 特に、大人向け初心者用の譜面は keyC(ハ長調)に変えて弾きやすくしている譜面が多いです。 購入する際には是非、 コードネームも記載している譜面を選び、 弾く時には、左手部分の譜面は読まなくても、 右手のメロディーの上に書いてある、コードネームを見て弾けばいいのです。 それって、なんかズルをしているような・・・ なんてことはありません!! 「C」は「ド・ミ・ソ」、「F」は「ファ・ラ・ド」 覚えることが脳トレになりますし、 弾く時に、どういうリズムで「C」をおさえて弾こうかな~とか アレンジを考えるのも楽しいし、 それもまた脳トレになりますね。 譜面を見て弾く方法、コードネームを見て弾く方法、 どちらが正しい、正しくない とか、 どちらがレベルが高いか、低いか ではないのです。 ご自身で楽しく弾ける方で ピアノライフを始めてみませんか? 無料体験レッスンも受付中です。 お気軽にお問合せ下さい。 お問い合わせはこちら☜