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sungrove

2021.03.18 |コードについて

3つの音のうち、1音変えるだけでオシャレなコードに

Nさん、本日のレッスンは、

「ムーンナイト・リバー」

映画、ティファニーで朝食をで、オードリー・ヘプバーンが歌った曲。

うっとりするメロディーですね。

 

その中でも、Nさん、「この部分が好き」と、

2小節、お気に入りのハーモニーを教えて下さいました。

そのうちの1小説につけられているコードを見てみると、

 

Bm♭5

「ビーマイナー フラットファイブ」

(「フラットファイブ」を「マイナスファイブ」と言うこともあります)

 

これは何でしょう?

 

難しく考えることはありません。

まず、「Bm」を見てみましょう。

Bmは、Bの音である「シ」

「シ」を1と数えて、半音4つ目の「レ」

「レ」を1と考えて、半音5つ目の「ファ♯」

Bmは、シ、レ、ファ♯を弾きますが、

 

それに♭5がついているということは、

「シ」のメジャースケール

シ・ド♯・レ♯・ミ・ファ♯・ソ♯・ラ♯

の5番目の音、「ファ♯」の音を半音下げるのです。

ファ♯が半音下がって、「ファ」になります。

 

つまり、Bm♭5は、

シ、レ、ファ

を弾きます。

 

Bmより、ちょっとオシャレなハーモニーに聞こえるような・・・

言葉では上手く表せませんね。

とにかく弾いてみて下さい♪素敵なハーモニーを実感できますよ!

 

この曲には、もう1つ「m♭5」が出てきます。

F♯m♭5「エフシャープマイナーフラットファイブ」

これも同じように考えます。

F♯mは、

F♯の「ファ♯」、半音4つ目「ラ」更に半音5つ目「ド♯」

ファ♯、ラ、ド♯ を弾きますが、♭5が付いているので、

F♯のメジャースケール

ファ♯・ソ♯・ラ♯・シ・ド♯・レ♯・ミ♯

の5番目の音の「ド♯」を半音下げて「ド」

 

つまり、F♯m♭5は、

ファ♯、ラ、ド

を弾きます。

オシャレな曲には、オシャレなコードがついていますね!!

 

 

投稿者プロフィール

ぶらいと・おん
ぶらいと・おん
ポピュラーピアノ教室「ぶらいと・おん」講師

譜面にとらわれず、自由にピアノを弾けるようになるために、音楽理論を基礎から学びます。習得するまで、個人のペースに寄り添ってレッスンを進めます。オンラインレッスンも行っています。
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