お問合せ可能時間 平日
10:00~19:00
090-7350-4133
お問合せ可能時間 平日
10:00~19:00
090-7350-4133
2024.08.29 |コードについて
循環コード進行を理解することで、 曲に安定感と親しみやすさがあり、聴き手を惹きつける力を持つ循環コード進行。 循環コード進行の基本を詳しく解説し、応用例を紹介します。
目次
循環コード進行は、特定のコード進行が繰り返される構造で、 音楽に一貫性と親しみやすさを与えます。 ポップスやジャズなどで広く使われ、 楽曲に安定感を持たせる効果があります。
代表的な循環コード進行には 「12小節ブルース進行」や「カノンコード進行」があります。 その他、 J-POPでよく使われるパターンの1つで「王道進行」と名称がつけられたり、 令和に入ってから「マルサコード」と呼ばれ、 AdoやYOASOBIの曲でよく使われていると、紹介されています。
循環コード進行は、繰り返されるコード進行によって 楽曲に安定感をもたらし、 聴き手に安心感を与えます。 また、 この進行を理解することで、 より調和のとれた曲を作ることが可能になります。
循環コード進行は、 単調さを避けつつも耳に残りやすい特徴があります。 なんたって、繰り返しますので、 リズムとメロディが聴き手の記憶に残り、 曲全体に強い印象を与えます。
この曲ではI-V-Ⅵm-IV進行が、 曲のメロディと感情の流れを支えています
Aメロやサビ部分で循環コード進行が効果的に使われています。 この曲もI-V-Ⅵm-IVの、 メジャーコードとマイナーコードのからみが特徴的で、 曲の感情を引き立てています
循環コードは、 曲に親しみやすさと、記憶に残る要素を提供するためでしょうか。 なぜか、安定感を与え、感情的な共鳴を生み出しやすくします。 そして、 シンプルな構造であるため、 メロディーと歌詞が際立ち、 聴き手に強く印象付きます。 循環コードがヒット曲を生むのは、このためでしょうか。
基本的な循環コード進行を少しアレンジすることで、 独自性のある曲を作ることができます。 コードを置き換えたり、リズムを変えたりすることで、 曲に新しい風を吹き込むことができるのです。
循環コード進行に独自のアレンジを加えると、曲に個性が出ます。 セカンダリードミナントを使ったり、 メロディを意識したコードに変えたりすると、 オリジナル循環コードの完成です。
循環コードの秘密が分かりましたね。 ということは、私たちも、 基本的な循環コード進行を使って、 曲を作ることができるということです。 好きな曲に使われている循環コード進行を拾って、 それに、自分でメロディーをつけてみて下さい。 もしくは、 既存の曲についているコードを、 違うお気に入りの曲の循環コードに変えて 弾いてみて下さい。 案外、ぴったりハマって、 また違う雰囲気を作り出す場合もあります。 すぐに実践してアウトプットすることで、 習得できます。 すぐにやってみましょう!