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sungrove

2025.04.16 |コードについて

ⅡーⅤ(ツーファイブ)とは?

ジャズやポップスの世界でよく耳にする
「ⅡーⅤ(ツーファイブ)」って何?
今回は、この疑問にお答えします。

Ⅱ−Ⅴ(ツーファイブ)とは?基本の仕組み


Ⅱ−Ⅴの定義と理論的背景

Ⅱ−Ⅴとは、ダイアトニックコードの
「Ⅱm(マイナーセブンス)→ Ⅴ7(ドミナントセブンス)」の進行を指します。
例えば、Cメジャーキーでは「Dm7 → G7」となり、
その後Ⅰ(Cメジャー)へ解決することが一般的です。
この進行は、音楽にスムーズな流れを与え、特にジャズで多用されます。

 

Ⅱ−Ⅴの音楽的効果と活用例

Ⅱ−Ⅴによるスムーズなコード進行

Ⅱ−Ⅴの最大の特徴は、
スムーズなコードの流れを作ることです。
Ⅱm7はサブドミナント的な響きを持ち、
Ⅴ7は強い解決感を与えます。
そのため、この進行を活用することで、
自然なコードの移行が可能になります。

ジャズ・ポップス・ロックでのⅡ−Ⅴの使われ方

ジャズでは、
Ⅱ−Ⅴは即興演奏の基盤となる進行で、
多くの曲に組み込まれています。
ポップスでは、
洗練された雰囲気を出すために使われることがあり、
ロックでも、
コード展開に変化を加えるために応用されることがあります。

Ⅱ−Ⅴを使った転調とその効果

Ⅱ−Ⅴは転調の準備としても機能します。
例えば、「Am7 → D7(GメジャーキーのⅡ−Ⅴ)→ Gmaj7」とすると、
自然にGメジャーへ転調できます。
このように、Ⅱ−Ⅴを使うことで、
楽曲のキーをスムーズに移行させることが可能です。

 

リハモナイズでⅡ-Ⅴ進行を使えばジャズ風アレンジに

既存の曲のコードをⅡーⅤに変える

ジャズの曲は、ⅡーⅤ進行だけで
構成されていると言っても
過言ではないくらい、
曲中に、いろんなkeyの
ⅡーⅤ進行が埋め込まれています。

と言うことは、
既存のポップスなどの曲を
ジャズ風にアレンジしたい場合は、
思い切って、
コードをⅡーⅤ進行に
変えてしまえばいいのです。

 

Ⅱ−Ⅴ一覧(ルート音白鍵のkey)

キー Ⅱm7 V7
C Dm7 G7
G Am7 D7
D Em7 A7
A Bm7 E7
E F#m7 B7
B C#m7 F#7
F Gm7 C7

まとめ

Ⅱ−Ⅴは、コード進行の流れを
スムーズにするための重要な要素です。
実際に演奏しながら、
その効果を体感し、
作曲やアレンジに役立ててみましょう!

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投稿者プロフィール

ぶらいと・おん
ぶらいと・おん
ポピュラーピアノ教室「ぶらいと・おん」講師

左手がすぐに弾ける「コード奏法」を用いてレッスンを行います。大人初心者の方がすぐに両手弾きを実感できます。練習無しでも、その場で楽しめる、ノンストレスピアノ教室。
ジュージヤ(JEUGIA)カルチャーセンターイオンモール堺北花田店でも、レッスンを行っております。
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